東京都新宿区をはじめ、中野区、渋谷区、港区、世田谷区など、都内外の多くのお客様にお越しいただいております、毛皮・レザーの専門店ユキベルファム東京オペラシティ店の渡辺です。
皆様、明けましておめでとうございます！
令和になって初の年越しをいたしまして、ついに東京オリンピックの年がやってまいりました。
開催地に決定した当時は、まだまだ遠い日のように感じていましたが… 個人的にはあっという間でした。
どのような一年となるのか、とても楽しみですね。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
さて、今日はレザーバッグのお手入れについてお話ししたいと思います。
皮革バッグは布製や合皮のものと違って、特に気をつかわなければいけないから大変…
というお声を時々いただきますけれども、やはり本革ならではの良さがございます。
徐々に変化する革の色・艶を楽しみながら長年お使いいただける一生物であることを考えますと、
ぜひ、おひとつだけでもお持ちになり、長く長くご愛用していただきたいという思いでいっぱいになります。
そこで、ご使用時の注意点や保管方法のポイントを簡単にご紹介し、
最後に当店で承っております無料ケアサービスのご案内をいたしますので、
少しでもご参考になればうれしいです。
ご使用時の注意点
・水濡れ
皮革製品を扱う上で一番気をつけなければいけないのが、水です。
色落ちの原因になる恐れがある為、濡れないよう注意していただく必要があります。
もし濡れてしまった場合、放置してしまいますとシミにもなりかねませんので、
柔らかいきれいな布ですぐに拭いてあげてください。
こうしたトラブルの予防として、雨の日はおでかけ前に撥水スプレーを使用されることをおすすめします。
・汗
どうしても防ぎきれない汗もトラブルを起こす原因になることがあります。
汗まで気にしていたら面倒くさい…と思ってしまいますが、
気づいた時に汗が付着しやすいハンドル部分を乾拭きしてください。
カビがはえてハンドルを交換しなければならなくなる方が面倒ですし、お金もかかってしまいますので、
バッグを置く際にささっと拭くことを習慣にしてみてください。
保管のポイント
・湿気を避ける
やはり一番の天敵は過剰な湿気です。
特に長期間の保管となる場合は、通気性の良い不織布などに入れ、
クローゼット自体も時々換気する等、湿気対策を行ってください。
カビや臭い予防において、湿気を避け、なるべく空気にさらすことが非常に重要です。
・直射日光を避ける
普段の外出程度なら特に問題ありませんが、長時間直射日光に当たり続けると、
革が色やけしてしまう恐れがあります。
保管場所は日の当たらない風通しの良い場所にしましょう。
また、日光以外でも蛍光灯の光により色やけすることがありますので注意してください。
・型崩れを防止する
型崩れしてしまいますと元に戻すのが難しくなってしまいますので、
たとえば他のバッグと一緒に保管する場合は充分に間を空けてぶつからないようにしたり、
丸めた紙を中に詰める等の対策をしておくと安心です。
バッグを購入される際、あらかじめ丸まった紙が入っている場合は、
少し重たくなってしまいますが抜かずにそのままの状態でお持ち帰りになると、
あとで自分で用意する手間が省けて良いかと思います！
ここまで、ご使用・保管上の主な注意すべきポイントをご紹介してまいりました。
湿気対策に使えるケア用品として、当店ではこちらの乾燥剤を取り扱っておりますので、ぜひお役立てください。
バッグに入れる用途ですと一袋で約半年間使うことができます。
また、クローゼットや戸棚の湿気対策としてもお使いいただけます。
皮革バッグの無料ケアサービスのご案内
当店ではバッグのお磨きと撥水スプレーを無料で承っております。
もちろん他店様でお求めになられた商品でも何でも大丈夫です。
また、お財布や小銭入れ等も大歓迎です。
普段ご愛用されているもの、
あるいはクローゼットに眠っていたけど久々に使ってみようかなと思うもの、ぜひお気軽にお持ち下さい!
（撥水スプレーは乾かすのに多少お時間かかる場合がありますのでご了承ください。）
今日はバッグのケアについてのお話でした。
ひとつは持っておきたいと言われる本革バッグを、ぜひ大切に長く使っていただきたいと思います。
2020年も、お気に入りのバッグと一緒にたくさんおでかけしてください！
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